コロナになった
コロナになった。
コロナになったら周りは、もう少し優しくしてくれると思った。
そんなことはなかった。
コロナになってから、強い孤独感を感じる。
行きたい場所もあったし、諦めたこともあった。
コロナになってから、味覚嗅覚障害になった。
ご飯がまずい。
コロナ…辛い
あっ
君は、消えた。
君の笑顔は、僕の脳内にある。
僕はただ君に人間として見てもらえて嬉しかった。
僕は君に似た人をいつしか求めていた。
だから金持ちになってその「似た人」に愛を伝えたかった。
でも、それはその子に"君"の姿を照らしたかっただけに過ぎなかったわけだ。
そして、"君"に似たその子は、年齢を重ねるごとに"君"とは違う人間で"君"を"君に似た人"に照らすのは、無理があると悟った。
"君"がいなくなってから、僕は自身の空虚感を埋めるために、SNSでそれなりに可愛い子と薄っぺらい恋愛を重ねるだけの日々。
そこに愛があったか。わからない。
ただ空虚感を満たすことに必死だったことはわかる。
僕は1本のタバコを吹かして考える。
そして、僕は考えるのをやめた。
あっ
君は、消えた。
君の笑顔は、僕の脳内にある。
僕はただ君に人間として見てもらえて嬉しかった。
僕は君に似た人をいつしか求めていた。
だから金持ちになってその「似た人」に愛を伝えたかった。
でも、それはその子に"君"の姿を照らしたかっただけに過ぎなかったわけだ。
そして、"君"に似たその子は、年齢を重ねるごとに"君"とは違う人間で"君"を"君に似た人"に照らすのは、無理があると悟った。
"君"がいなくなってから、僕は自身の空虚感を埋めるために、SNSでそれなりに可愛い子と薄っぺらい恋愛を重ねるだけの日々。
そこに愛があったか。わからない。
ただ空虚感を満たすことに必死だったことはわかる。
僕は1本のタバコを吹かして考える。
そして、僕は考えるのをやめた。